長野県大町市で開催されている「北アルプス国際芸術祭」に10月12日、信濃大町観光大使でお笑い芸人の鉄拳さんが訪れ、自身のインスタグラムで芸術祭をPRした。
この日、訪れた鉄拳さんの額には国際芸術祭を意識して「Art Festival」の文字。一日かけて会場を回り作品を鑑賞した。
最初に訪れたのは、旧鉄工所を会場に展示したチリ出身のアーティスト、エマ・マリグさんによる「シェルター -山小屋-」。山や湖が描かれた作品をじっくり眺め、「いきなり素晴らしい作品に出合った。立つ位置や窓からの光の具合で作品の見え方が変わる」とコメント。同行した市職員に質問をしながら時間をかけて鑑賞した。
鉄拳さんは大町市常盤の出身で、故郷で芸術祭が開かれることに「自分もアーティストなので地元でアートな試みがあるとうれしい。自然の中にパラパラ漫画を展示すればアートになるかも。次回は自分も参加したい」と話し、笑いを誘った。
コロナ禍にも触れ、「経営が困難になっている事業者も多い中で、経済を回していかなければならない。感染症対策もばっちりなので、たくさんの人に来てほしい。微力ながらも宣伝できれば」と思いを語る。