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白馬村に「ヤザワミート」総監修のステーキダイニング 地方創生も視野に

特注の焼き台で火入れを行う

特注の焼き台で火入れを行う

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 白馬村みそら野地区で11月1日、ステーキダイニング「灼麓館 (シャロッカン)」が新たに営業を始める。

外観および店内の様子

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 同店は、シンガポールに本社を構える「カノリーホテルズ」が手がけるリゾート宿泊施設「KANOLLY Resorts HAKUBA(カノリー リゾーツ ハクバ)」の12月開業に先立ちオープンするもの。

 食に関わる総監修を精肉卸「ヤザワミート」が担っており、白馬村を中心にした地産地消の食材を使った料理を味わうことができる地方創生も視野に入れたプロジェクトとして進めてきた。ヤザワミートは精肉卸業者であると同時に、黒毛和牛を中心とした料理店を国内外に展開している飲食店グループでもある。

 同店1階部分は、宿泊客以外も利用できる。上階には、宿泊客のみが利用できる貸切フロア「CHEF’S TABLE(シェフズ テーブル)」があり、東京のすし職人やイタリアンのシェフが出張し料理を振る舞う。参画しているすし店には「鮨(すし)さいとう」「鮨あらい」「鮓ふじなが」が名を連ねる。

 扱う黒毛和牛は、「職人の目利き」で全国から部位ごとに仕入れている。ワインセラーには500本のワインを備え、肉に火入れを行う焼き台は同店のために特注したという。

 建物は白馬三山から着想した合掌造様式。

 岩切博文総支配人は、「その日、その時間をかけがえのないものとするためにあつらえた最高の心地よさを、さまざまなサービスで提供することこそが、私たちが大切にする価値観。『ハレの日』に大切な方と訪れて、ゆっくりと時間を忘れて食事を楽しんでいただければ」と話す。

 営業時間は17時~23時。

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