
白馬村の五竜(白馬村神城)が9月17日、白馬村産「フレッシュフルーツほおずき 太陽の子」を使ったスイーツ商品「ほおずき大福」の販売を始めた。
冬はスキー場「エイブル白馬五竜」、春夏秋は国内最大の高山植物園「白馬五竜高山植物園」を運営する同社。植物園内を運行するゴンドラ「テレキャビン」の山頂アルプス平駅併設の展望レストラン「あるぷす360」の目玉となるスイーツを毎年開発しており、昨年の花豆ソフトクリームに続き、今年は「ほおずき大福」を同レストラン店長の丸山純輝さんが考案した。
「ほおずき大福」に使うのは、一般的な食用ホオズキとは異なり、イチゴと同程度の糖度である13~14度の甘さを持つフレッシュホオズキ「太陽の子」で、全て「ほおずきファーム白馬」で栽培されたもの。大福の餡(あん)も皮も全て手作りで、餡は小豆ではなく、白馬村や隣の大町市美麻地区で栽培された花豆を使い、白玉粉も国産のものを使って、一つ一つホオズキを包み作り上げている。
丸山さんは「地元の秋の食材で『北アルプス山麓ブランド』になっている『白馬産フルーツほおずき』を使った。店内で召し上がって『おいしかったから』と土産用に買ってくださる方や、若い方で昼食後のデザートに購入してくれたり、年配のお客さまには興味を持ってくださったりするなど、ありがたい反応を頂いている。フルーツほおずき自体まだ知らないお客さまが多いので、この機会に多くの人に知ってもらい、このスイーツを通して、白馬村や白馬五竜高山植物園に親しんでもらえたら」と話す。
価格は280円。営業時間は9時30分~16時。ゴンドラ料金(往復)は、大人=2,000円、小学生=1,000円。10月23日まで営業予定。