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長野・松川村「ソルンテ」で春のイベント 若手作家の展示広める

左から布物作家の井口さん、ソルンテの嶋田さん、キトツチの丸山さん、茶花の松澤さん

左から布物作家の井口さん、ソルンテの嶋田さん、キトツチの丸山さん、茶花の松澤さん

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 長野・松川村の木工家具店「solnte(ソルンテ)」(松川村)で3月18日~22日、展示イベント「春のはじまりおいしい暮らし」が行われた。

イベントの様子

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 同店は5年前から木製家具や生活道具を製作販売しており、地域材を使ったものづくりも行っている。イベントには金継ぎ修理「茶花」の金継ぎ受注相談会、木工と陶器「木とツチ」の展示販売、縫製工房「イゲタニマル」の布物の販売、「koho coffee」のコーヒー試飲・販売、ドネーション制のヘアカットなどの催しが行われた。

 今回のイベントは、ソルンテで昨年から金継ぎ修理の受注相談を受けている「茶花」の松澤ともみさんが、今年は相談会を兼ねて知人で陶器作家の丸山史子さんに出品の声を掛けたのがきっかけ。それに、ソルンテの嶋田ふみさんが賛同し、実店舗を持たず、にこれから展示を始める作家や活動を始めて間もない作家らに声を掛け、「春のはじまりおいしい暮らし」をテーマに合同でイベントを開いた。

 松澤さんは「壊れたら捨てるのではなく、愛着のあるものを直して使い続けることを身近に感じてほしい」と予算の相談に応じて簡易的な修理方法も提案し、毎回10人ほどから依頼を受けている。

 イベントを手がけた嶋田さんは「地元で小さく活動をしている人たちを知ってほしい。子育てしながら手に職を持ち、暮らしを楽しみながら仕事をしている人を見てほしい」と思いを語る。

  営業時間は10時~16時。水曜・木曜定休(他臨時休業あり)。今回展示した作家の作品はイベント終了後も展示販売を予定。

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