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長野県の兄弟蔵2蔵がコラボしてブレンド日本酒「十和」 新しい味わい表現

純米酒「十和」と純米吟醸「十和」

純米酒「十和」と純米吟醸「十和」

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 長野県池田町の酒蔵「大雪渓酒造」(池田町会染)が10月20日、黒澤酒造(佐久穂町穂積)とのコラボレーション商品「十和(とわ)」を発売した。

ブレンド日本酒「十和」

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 兄弟蔵である2蔵は4年前からコラボレーション商品を販売し、今年は純米酒に加えて純米吟醸酒も企画。2蔵と酒問屋とでテイスティングを行い商品開発した。純米酒は大雪渓酒造で、純米吟醸酒は黒澤酒造でブレンド・瓶詰めを行った。

 北アルプスの伏流水を使いすっきりとした辛口が特徴の大雪渓酒造の「大雪渓」と、昔ながらの生もと造りによる複雑な味わいが特徴の黒澤酒造の「井筒長」。酒質が異なる2蔵の酒をブレンドすることで新しい日本酒を表現する。

 大雪渓酒造の薄井結行専務は「初めは大雪渓らしいすっきりとした飲み口で、その後に井筒長の複雑さが現れる。1社ではできない味を表現できた。日本酒の面白さを知ってもらうきっかけになれば」と話す。

 2蔵の店舗他、地域の酒販店で販売。純米酒「十和」=1,320円、純米吟醸「十和」=1,650円。各720ミリリットル。

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