長野県大町市の「どらやきCona(コナ)」(大町市平)が6月24日で2周年を迎え、11月ごろまでの期間限定で「いちご味」の販売を始めた。
今年6月から11月まで開催されているピンク色と青色をテーマにした「大町スイーツプロジェクト」に出品するに当たり、さくら味といちご味を開発。4月から販売していたさくら餡(あん)が終了し、「あまおう」を使った「いちご味」を発売。マーガリンの塩気といちご餡の甘さで、幅広い世代に人気があり午前中で完売することも多い。
「どらやきCona」は大町市在住の浅賀奈津美さんが、地元で親しまれているバターどらやきの老舗「村田屋菓子舗」が閉店することを知り事業継承を志願。店主の村田さん夫婦の元へ何度も通ってどら焼きの作り方を受け継ぎ、2019年に開いた。
村田屋菓子舗時代からのファンや、ネットやテレビで店のことを知り訪れる人など県内外から来店客がある。
浅賀さんは「たくさんの人に支持され2周年を迎えることができた。うまくいかないこともあったが、村田屋のファンにも支えられてここまで来られた」と思いを語る。
商品は、いちご味(210円)、プレーン(150円)、抹茶・ほうじ茶・きなこ味(200円)。
営業時間は10時~17時。月曜・土曜・日曜・祝日定休。大町市の店のほか、松本の「SINSHU OMIYAGE BASE」でも販売。8月には「ながの東急百貨店」(長野市)の催事に出店予定。