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「白馬五竜高山植物園」早期開園企画で高山植物観賞ツアーも

ウルップソウ

ウルップソウ

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 長野県白馬村の「白馬五竜高山植物園」(白馬村神城)が6月5日、開園する。

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 6月初めに見頃を迎える貴重な高山植物も多いことなどから、例年よりも2週間ほど早く開園。週末の5日・6日・12日・13日を早期開園日として、さまざまなイベントを企画。学芸員から専門的な知識を学べる高山植物園散策ツアーや高山植物苗のプレゼントなどを行う。

 高山植物見学ツアー「学芸員と回る雪解け直後の高山植物園ツアー」は各日10時~と13時~、それぞれ1時間程度実施。集合場所のアルプス平広場(ゴンドラ五竜テレキャビン山頂アルプス平駅近く)から植物園上部までの片道を散策し、同園が手入れを行う高山同様の環境で育つ花々を、学芸員が専門知識を交えて案内する。

 6月上旬ならではの、通常は高山の環境が厳しいガレ場でしか見ることのできない「ウルップソウ」や、白くて小さな花を咲かせる「チョウノスケソウ」、「シラネアオイ」などを見ることができる。定員は各回20人で要予約。参加費は500円(植物園オリジナルクリアファイル付き)。

 各日9時30分からはアルプス平広場で、園職員が育てた高山植物苗を先着50人に進呈。タイムの仲間「イブキジャコウソウ」を使ったハーブティーの試飲会も15時まで行う。

 同園担当者は「これまでの開園時期では見頃を過ぎてしまっていた高山植物を見ることができる。残雪の北アルプスと高山植物を一緒に楽しめる時期なので、ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。

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