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日本酒造り5季目始動 白馬・八方尾根観光協会

秋にはにぎやかな稲刈りを願う関係者

秋にはにぎやかな稲刈りを願う関係者

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 長野県白馬村の八方尾根観光協会が取り組む「信州・白馬八方尾根日本酒造りプロジェクト」の5シーズン目の取り組みが始動し、5月22日に田植えを終えた。

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 当初は協会が募集した一般参加者と、昔ながらの手植えによる田植えイベントを企画していたが、コロナ禍での感染拡大防止のため中止に。地元関係者による機械での田植えとなったが、補植を手で行い作業に汗を流した。

 地産地消の酒造りによる地域活性化を目的に始まったプロジェクト。酒米は野平地区の棚田と八方地区の田んぼで作り、醸造は大町市の酒蔵「薄井商店」が手掛けている。「白馬八方黒菱」と名付けられたブランド酒は、観光客や多くの人が酒米作りから携われることから毎年人気で、販路も広がっている。

 関係者は「田植えイベントが中止になったのは残念だが、とにかく田植えを終えられて良かった。秋には稲刈りがにぎやかにできることを心から願っている」と話していた。

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