長野県池田町のゲストハウス「シャンティクティ」(池田町会染)で9月2日、「コトバとカラダをつなぎ合う NVC(非暴力コミュニケーション)&ウータイ入門」の講習が1泊2日で行われた。
以前、同講習を即興の踊り(コンタクト・インプロビゼーション)とのコラボレーションやライブの中で行なった際の反響が良く、参加者を募り2度目の開催に至ったという。今回は5人が参加した。
講師を務めたのは大原正興さんと市川恵梨子さん。大原さんは1996(平成8)年にヨガを始め、ヨーロッパでの海外研修で培った独自のタイマッサージを完成。現在は静岡県を拠点に全国各地でヨガの講師活動に取り組む。NVC講座はコネクションプラクティスの認定講師「ラスール」や子ども発達インストラクターとして活動する市川恵梨子さんが務めた。
1日目は大原さんのウータイ講習で始まった。ウータイとはタイマッサージと共通点を持つ2人組で行う体のセラピーのこと。動きと呼吸を組み合わせ、意識の使い方などを学びながら、それぞれの感想を共有し合った。
大原さんは「NVCの言語のコミュニケーションとウータイを組み合わせることで、どんな発見があるのか試していきたい」と話す。
シャンティクティのオーナー、臼井朋子さんは「心と体は一番身近でシンプルなもの。みんなが知るきっかけになれば。コロナ禍でたくさんの人に参加してもらうのは難しいが、定期的に開いていきたい」と話す。