白馬村のインバウンド向け旅行会社「JHNトラベル」(白馬村北城)が12月20日、新事業として運転代行業「しろうま代行」(TEL 080-6348-5347)の営業を始める。
社長のケビン・モラードさんは1992(平成4)年、母国ニュージーランドから日本に移住。2002(平成14)年に初めて白馬村を訪問し、その美しさに魅了され拠点を決めた。当時はまだ外国人観光客が少なかったが、海外に向け白馬の魅力を発信し続け、国際リゾート化に貢献した。
コロナ禍の影響を受け海外からの旅行客が激減した今、新事業に情熱を燃やすケビンさんは、白馬村に運転代行業が少ないことに着目し開業を決めた。長野県公安委員会の認定を受け、代行運転手3人体制で営業する。
「コロナ禍で、まだいつもの活気は戻らないが、飲食店を利用する際に『しろうま代行』を使い、帰りの運転を気にせずに飲んでもらえれば。みんなが幸せな時間を過ごす手助けになれたら」と話す。
料金は、初乗り1キロ1,400円、その後1キロごとに300円。予約受け付けは9時~24時、代行営業は20時~翌1時。冬期無休。