長野県白馬村の山麓に8月2日、カフェ「GARDEN&CAFE EST A」(白馬村神城)がオープンした。
学生時代にピザ店で働いた経験のある店主の末松明さんと、ガーデンカフェを開きたいと考えていた妻の純世さんが、1年半かけて開業準備を進めてきた。以前、植物園として営業していた時の建物を改装し店舗にした。
店では燃費が良く、環境に配慮したペレットを使ったピザ窯を導入。生地から作るピザを500℃以上の高温で、短時間で焼き上げる。「マルゲリータ」「れんこんジェノベーゼ」など8種類のピザと2種類のデザートピザを用意。その他、ドリンクや地元産の果物を使ったデザートも提供する。
明さんは「ペレット窯で焼く、外はカリッ、中はモチッとした食感のピザを食べに来てほしい。食事以外でも、カフェとして気楽に立ち寄ってもらえれば」と話す。
店では県内で仕入れた耐寒性のある宿根草の苗も販売する。今年ガーデンも整備し、アサギマダラチョウの飛来地を作ろうと、地元の幼稚園児・小学生と共にフジバカマの植栽を行った。
純世さんは「白馬村にはガーデニングが好きな人が多い。ガーデンカフェとしていろいろなつながりがつくれれば」と期待を膨らませる。
営業時間は11時~18時。火曜定休。テークアウト可。