見る・遊ぶ

北アルプス地域の作家の「つながり」テーマに初の合同展覧会

実行委員会の常盤井さんと作品

実行委員会の常盤井さんと作品

  • 10

  •  

 長野県池田町の北アルプス展望美術館(池田町会染)で現在、北アルプス地域の3市町村の美術協会による合同展覧会「北アルプスの里 コネクト展」が開かれている。

北アルプスの里 コネクト展

[広告]

 池田町、松川村、大町市の3つの美術協会で結成した「北アルプスの里コネクト展実行委員会」と同美術館との共催による初の試み。それぞれ活動する協会や作家同士がつながる(コネクト)ことを目的に委員会を設立し、2年以上の準備期間を経て開催に至った。13日には出展作家の交流会を開き、作品の感想や意見交換を行った。

 各協会に所属する55人の作家による97点を展示。絵画や写真、工芸など、さまざまなジャンルの多彩な作品が並ぶ。北アルプスの山々をモチーフにした絵画や写真も多く出展された。

 同館企画担当の太谷美絵さんは「いろいろなジャンルの迫力ある作品が集まった。作品を見比べて展示室の雰囲気を楽しんでほしい」と来館を呼び掛ける。

 同委員会事務局で洋画作品を出展した池田町の常盤井智美さんは「初めての試みで苦労も多かったが、美術館の協力で開催できた。今回できたつながりを継続して第2回の開催に向けて取り組んでいきたい」と意気込みを話す。

 同時開催で、美術館ロビーで「信州池田クラフト展」も開かれている。毎年秋に行われている企画で、池田町を中心とした12人の作家による作品の展示と販売も行う。

 開館時間は9時~16時30分(最終入館16時)。月曜休館(9月21日は休館)。入場無料。12月10日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース