長野県池田町の池田町交流センターかえで(池田町池田)で11月28日、ワークショップ型イベント「ウィキペディアタウン in 池田町」が開かれる。
ウィキペディアタウンは、街歩きで見つけた地域の魅力をインターネット上の百科事典「ウィキペディア」の記事にして投稿するワークショップ型のイベント。長野県北アルプス地域振興局の主催で、2017(平成29)年度の松川村、2018(平成30)年度の白馬村に続いて3回目の開催。
ウィキペディア日本語版管理者のAraisyoheiさんがオンラインで講師を務め、ウィキペディアタウンの開催経験のある伊那市地域おこし協力隊の諸田和幸さんが現地でサポートする。
当日は複数の編集項目を用意し、地域のガイドとテーマにちなんだ場所を歩いて回る。帰館後はグループに分かれ、県立長野図書館の司書が用意する文献を調べながら記事を作成する。イベントの最後には、作成した記事をプロジェクターで投影してグループごとに発表。講師の講評を受けてサイトに記事をアップする。
振興局企画振興課の宮尾祥平さんは「若者の定住定着には地域への愛着が必要。池田町に住む人や移住してきたばかりの人、町外の人にもイベントを通して町の魅力を知ってもらえれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。昼食持参。Y.P. Bankフォームで申し込みを受け付けている。コロナ感染症対策として参加は県内在住者限定。