長野県小谷村で11月13日、「塩の道 紅葉ウォーキング 秋の塩の道祭り」が開かれる。毎年5月に開かれる恒例のイベント「塩の道祭り」が昨年・今年とコロナ禍で中止となり、代替イベントとして塩の道祭り実行委員会、小谷村観光連盟が企画した。
「塩の道」の名で呼ばれる千国街道は、かつて日本海から松本方面へ塩などの物資を運ぶ交易路として栄えたことで知られる。イベントでは、下里瀬基幹センターを出発地点に、栂池高原を目指して塩の道を約3時間かけて歩く。途中、汁物など軽食の振る舞いや、「小谷太鼓」による歓迎演奏、「小谷民謡保存会」の演出を用意し、祭りの雰囲気を演出する。
同観光連盟の横澤匠さんは「小谷村の秋の紅葉を楽しみながら、塩の道を歩いてほしい」と参加を呼び掛ける
コロナ感染症対策として参加人数を制限し、7時30分から10時までの間に時間差で出発する。参加費は1,200円(参加記念品、村の宿泊補助券付き)。申し込みは11月6日まで、専用フォームで受け付ける。