長野県大町市で10月17日、「第38回大町アルプスマラソン」が開かれ、フルマラソン、ハーフマラソン、3キロの3種目に約1600人が参加した。昨年はコロナ禍で大会が中止されたが、今年は感染症対策を徹底し、種目や人数を制限して開いた。
8時50分、雨上がりの市運動公園陸上競技場に号砲が響き、フルマラソン第1ウエーブ(最初の組)の選手がスタート。フルマラソンとハーフマラソンは、それぞれ第1~第4ウエーブの4組に分けて、時間差で出発するウエーブスタートで行われた。
密を避けるため、開会式や表彰式は行わなかった。大会長の牛越徹大町市長は「県内でもフルマラソンの大会中止が相次ぐ中、関係者の尽力で開催できたことに感謝、感謝」と話した。