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白馬村で地域主体の地産地消のエネルギーを学ぶ講演会

(左から)組合員の松島健一さん、田口功一さん、原浩一さん

(左から)組合員の松島健一さん、田口功一さん、原浩一さん

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 長野県の北アルプス地域で活動する「北アルプス地域エネルギー共同組合」が10月26日、講演会「将来を見据えた持続可能な地域創りを考える」を白馬村多目的研修会施設(白馬村北城)で開く。

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 同組合は、小水力発電に取り組む白馬村、小谷村、大町市の3事業者により2020年7月に発足。地域の資源である水を使った小水力発電を通じて、地域主体での持続可能な社会の実現を目指す。長野県、白馬村、小谷村、大町市の後援を得て、会として初めて開く講演会。

 午前・午後の2部構成で、高知県で活動する専門家2人を講師に、地域に適した自然エネルギーの利活用や持続可能な地域づくりについての講演を行う。午前の部は、高知県の小水力協議会事務局長の菊池豊さんが講師となり、「小水力発電はなぜ地域主体で行うべきなのか」をテーマに講演。午後の部は、フューチャー・デザイン研究所所長の西條辰義さんがオンラインで登壇し、将来世代の視点での持続可能な社会について話す。

 組合代表の田口功一さんは「講演を聴いて、環境保全、脱炭素化につながる小水力発電について知ってほしい。地域の高齢化や過疎化が進む中で、持続可能な社会を未来に向けてつなげていきたい」と話す。

 午前の部 9時45分~、午後の部 13時~。資料代500円。要予約。予約電話(TEL 090-3083-9268)で受け付ける。

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