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大町 八坂美麻の山村留学生が稲穂の手刈りを体験

刈り取った稲を掲げ豊作に笑顔

刈り取った稲を掲げ豊作に笑顔

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 長野県大町市の山村留学センター「八坂美麻学園」(大町市美麻〉の児童・生徒が9月20日、学園近くの5アールの広さの棚田で昔ながらの手刈りによる稲刈りを体験した。

稲穂の手刈りを体験

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 ずっしりとした重みの稲穂に豊作の喜びを感じながら、昔ながらの米作りの大変さに思いをはせた。

 学園では児童・生徒に食べるものへの感謝を感じてもらおうと、毎年、田起こし、代かき、田植えから収穫まで、機械に頼らない米作りを行っている。

 児童・生徒らは稲刈り鎌を手に田んぼに入り、稲をしっかりと抑えてザクザクと刈り取っていった。束ねた稲は伝統的なはぜ掛けで天日干しにした。

 体験した美麻小中学校4年の舘林志紋君は「今日は風景も良くて最高。昔の米作りは大勢でやらないと大変だったんだなと思った」と振り返る。同校8年の宮井陽音君は「昔の苦労に思いをはせながら、おいしい新米を味わいたい」と期待する。

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