長野県池田町のゲストハウス「シャンティクティ」（池田町会染）が8月24日、「安曇野森のオーガニック　わかちあいマルシェ」を開いた。

「わかちあいマルシェ」

　ゲストハウスオーナーの臼井健二さん、朋子さん夫婦は、以前運営していた安曇野市の宿泊施設で7年ほど前、「ゴミゼロ」をテーマにマルシェを始めた。現在はシャンティクティを拠点に、「オーガニック・プラスチックフリー・ゴミゼロ」をテーマに、ドネーションや物々交換も可能なマルシェを定期的に開いている。

　当日は、近隣市町村から10組の出店者が集まった。出店者紹介の場で朋子さんは「それぞれが持っているものや得意なものをギフトすれば良い循環ができる。みんなで喜びを分け合いましょう」と呼び掛けた。

　ゲストハウス内の一角でマッサージやアーユルヴェーダの問診を行ったほか、オープンテラスにはオーガニックの野菜や飲食物などが並んだ。

　健二さんは「オーガニックでゴミを出さない、プラスチックフリーを提言していくことはとても大事。なるべくゴミを減らしていく生き方を提案したい」と思いを語る。

　調味料や総菜を出品した原田雅恵さんは「食に関心のあるお客さんが多い。このマルシェへの出店をきっかけに、アレルギーや体に良い食べ物を意識して料理をするようになった」と話す。

　マルシェの開催は毎月第4火曜の11時30分～15時。今年の開催は11月まで。