長野県池田町のゲストハウス「シャンティクティ」(池田町会染)で6月12日、ドキュメンタリー映画「マイクロプラスチックストーリー」の上映会とワークショップが開催された。
主催者はシャンティクティを拠点に、フリースクール「わのもり」を運営する市川恵梨子さん。7月にフリースクールでキャンプの実施を予定しており、そのテーマとして「プラスチックフリー」を掲げる。
キャンプの実施前に、同作を見て意識を高めようと上映会を企画。午前・午後の2部制で、各回約10人とフリースクールの子どもたちが参加した。
作品では、ニューヨークの小学5年生の子どもたちが海岸のゴミ拾いをし、プラスチックごみを通して環境汚染に向き合い、地域や議会に向けて行動していく姿を追う。
上映後には、フリースクールの子どもたちが諏訪湖でゴミ拾いをした時の発表と、おのおのが今からできるアクションを発表し、「友達と物々交換 をする」「ポリエステル製品を使わない」など、さまざまな意見を皆で共有した。
市川さんは「子どもたちが活動して社会を変えたいと発信するこの作品を見て、同年代の子たちも刺激を受けていた。未来はどんな社会が良いかを子どもたちも含めて皆で考えていきたい」と思いを語る。