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大町温泉郷「旧酒の博物館」で影絵と竹のサウンドオブジェ展示

清酒が並ぶ館内と竹のサウンドオブジェ

清酒が並ぶ館内と竹のサウンドオブジェ

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 長野・大町温泉郷内の「旧酒の博物館」(大町市平)で4月16日、竹のサウンドオブジェと影絵の展示が始まった。

館内の様子

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 今回の展示は2021年に開催された「北アルプス国際芸術祭」で公開された作品の一つで、作家松本秋則さんが制作。竹素材のサウンドオブジェで信濃大町の自然をテーマに、雪の中の杉林や水が滴る池などの風景を表現している。芸術祭後も開館を希望する声が集まり、市のサポートを受け大町温泉郷観光協会が維持管理を務め再び開館に至った。

 館内は古昔の酒づくりに使われた大きな酒だるや道具、全国各地の清酒を多数展示し、酒造りの歴史や文化を紹介している。そこに松本さんが制作したサウンドオブジェが加わり、人感センサーや定期的に風の流れを捉えた自動演奏によるサウンド・インスタレーションを展開。松本さんが博物館の雰囲気に合わせて制作したものを並べる。

 大町温泉郷観光協会事務局の柏原智美さんは「コロナ禍で温泉への来客が減る中、盛り上げるため、さまざまな人にサポートしてもらい開館に至った。すてきな作品を体感しながら、ゆっくり滞在していただければ」と話す。

 開館時間は10時~16時。土曜・日曜・祝日のみ開館。11月まで。

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