長野県小谷村の栂池高原ゴンドラ中間駅の特設会場で7月18日、アトラクション企画「つがいけ恐竜ランド」が始まった。
小谷村では1994(平成6)年、北小谷土沢流域の来馬層(ジュラ紀前期、約2億年前)から小型の獣脚類の足跡と考えられる6個の化石が見つかり、日本最古の恐竜の存在を示す化石とされる。そうした背景にちなみ、栂池ゴンドラリフト(小谷村千国)が恐竜の歴史を感じられる企画として初めて開催した。
ゴンドラ中間駅にあるゲレンデレストラン内をジャングルに見立て、動いて鳴き声を上げる恐竜5体と、操作盤で首や尻尾を動かせる恐竜2体を展示。各恐竜の解説も設置し、恐竜の歴史を紹介している。
企画した同社の関沢昌太さんは「実際に化石が見つかった場所での開催。鳴き声を上げながら動く迫力ある恐竜を子どもたちに楽しんでほしい」と話す。
開場時間は9時~16時(最終受け付けは15時)。料金は、中学生以上=1,200円、小学生以下=1,000円(ゴンドラの乗車代込み)、3歳未満無料。8月29日まで。