長野県池田町の「ハーブステーション」(池田町会染)で7月3日、ハーバルハンドバスと太極拳の体験会が行われた。
ハーブステーションスタッフと町の「ハーバルヘルスツーリズム」を中心に活動する団体「みちくさ」のメンバーが企画。コロナ禍で開かれるイベントが少ない中で、訪れる人を癒やしたいとの思いで小規模で開いた。
午前・午後の2部制で、ツーリズムで実施している体験プログラムのハーバルハンドバスと太極拳を行った。「みちくさの」のメンバーで町のハーバルヘルスケアトレーナーの中村哲也さんと米倉誠さんが講師を務めた。
水やお湯に、ラベンダーやチコリの花、ミント3種類(アップルミント・モロッコミント・キューバミント)の中から、参加者が花の色や葉の形、匂いで好きな種類を選び、アレンジして彩る。バスに手を浸し花や葉をもむことで、ハーブの香りを楽しみながら手をケアできることを紹介した。
中村さんは「ハーブと聞くとハーブティーを思い浮かべる人が多いが、手浴といった楽しみ方もある。手軽に行えるいろいろな楽しみ方を伝えていきたい」と話す。
参加した女性は「香りに癒やされた。冷たい水でもできて子どもも楽しめた。夏に庭などでやってみたい」と話していた。
ハーバルヘルスツーリズムは随時体験を受け付けている。