岩岳リゾート（白馬村北城）が7月から、e-MTB（電動アシストマウンテンバイク）を活用したガイドツアーを開催する。

　パナソニック サイクルテックと共同での初の取り組み。岩岳リゾートが運営する「岩岳マウンテンリゾート」内の「岩岳MTB PARK」を拠点に、e-MTBと白馬の魅力に触れるガイドツアーを10月までのシーズン中、全6回開催する。

　月ごとにテーマを設定し、第1回となる7月17日は「SUP（スタンドアップパドルボード）」をテーマに、県下有数の透明度を誇る青木湖までe-MTBでサイクリング。湖ではボードの上に立ちパドルを漕いで水面を進むSUPを体験する。

　第2回の7月24日は「激坂」をテーマに、通常は車で行く岩岳山頂までの山道をe-MTBで駆け上がる走行距離約4000メートルのアドベンチャーツアーを予定。

　8月以降は、プロマウンテンバイクレーサーの平林安里選手と大自然の中を走行するツアーや、釣り名人の今西寿紀さんのガイドで日本の原風景が残る大出の吊橋公園を巡るツアーなどを順次開催する。

　同社の和田寛社長は「少し距離のある青木湖や山道などe-MTBだからこそ行ける場所に、白馬ならではの『遊び』を加えた企画。e-MTBを活用して持続可能な環境の創造に貢献していきたい」と話す。

　参加費は、第1回＝1万3,000円（昼食込み）、第2回＝7,500円。ホームページで予約を受け付けている。