大町市の長野県山岳総合センター(大町市大町)で4月14日、「わいわいボルダリング教室」が開講した。
同センターが施設を地元の人に広く利用してもらい愛好家の輪を広げていこうと企画。小学生までの子どもクラス、中学生以上の大人クラスがある。
子どもクラスでの初回はスタッフの京屋仁さんが講師を務め、基本的な登り方をレクチャーした後、2つのグループに分かれてジャンケンゲームを楽しんだ。ゲームは2つの壁の端から中央に向かって進み、対面したところでホールドにつかまりながら片手でジャンケン。負けると後退してスタートからまた始めていくルール。手足を置く位置を考えながら壁に挑みつつ、遊び感覚で登り方も習得していった。
参加した子どもたちは「アニメを見て、やりたいと思った。初めてだけど楽しい」「次はどこをつかもうかと考えるのが面白い」と話した。京屋さんは「ボルダリングの魅力に触れてもらいながら、一流選手が育つ土台を作っていければ」と話していた。
同教室は毎月第2水曜に開講。2022年3月まで。