長野県大町市の農具川環境美化委員会は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、昨年に引き続き「農具川アヤメ祭り」の中止を決定したが、環境保全のため作業ボランティア活動は例年通り4月に始めた。
例年地場産品の販売などでにぎわうが、今年は密を避けるため取りやめた。代表の大谷由美子さんは「花の鑑賞は密を避けながら楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
アヤメは環境保全のため農具川沿い1.5キロに植え、川沿いにはツツジも咲く。今では花の時期には残雪の北アルプスと岸辺をアヤメが紫色に彩る景色が楽しめる。
ボランティア活動は水曜の午前中、草取り作業を中心に美化作業を実施。アヤメの花を楽しんでもらうための作業に汗を流す。
委員会では美化活動の賛同者も広く募集している。