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長野・白馬村の中学校 全校挙げてSDGsの推進に動き出す

生徒に声を掛けながら講義を行う草本朋子さん

生徒に声を掛けながら講義を行う草本朋子さん

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 白馬中学校(白馬村北城)は4月8日、国連の定めた持続可能な開発目標「SDGs」の推進を全校を挙げて取り組んでいくため、キックオフとして全校生徒が「Hakuba SDGs Lab」代表の草本朋子さんの講演を聞く「SDGsの会」を開いた。

 草本さんはSDGsの概要や17の目標について解説。環境問題については、二酸化炭素が増加し地球温暖化が進んでいる現状を伝え、科学的な情報を得て考える学びの需要性を伝えた。

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 不平等の是正については、人生というレースの中で、家族が経済的に恵まれている日本に生まれ、学びの機会があるなど、実は自身の実力以外の恩恵を受けていることを知る大切さを伝え、「勝者の報酬を恵まれない人が追い付くために使うのか、皆さんの行動次第」と呼び掛けた。

 消費者としてSDGsにつながる商品を選ぶなど、中学生にもできることがあると伝え、「一人一人に世界を変える力がある。1人の100歩より、100人の1歩。大切なのは行動すること」と述べた。

 講演終了後、3年性の出口天仁さんが「僕たちにもできることがたくさんあると思う。人が多い方が発想や活動が広がる」と、校内でSDGsのサークルを立ち上げる考えを発表。関心ある生徒の参加を呼び掛けた。

 同校では気候非常事態を宣言しSDGsの視点からの村づくりが提言されている白馬村で、地域づくりの一翼を担い将来の村づくりに貢献したいとういう思いからSDGsを力点に掲げる。各教科でSDGsに関わる単元を導入することや、関心のある生徒をサポートするための担当教諭の配置、地域と連携した取り組みの推進など具体策を考えている。

 浅原昭久校長は「地域の方と将来の村づくりにつながるムーブメントをつくりたい。今日を出発点に、持続可能な将来の村づくりに貢献できれば」と話す。

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