「白馬岩岳マウンテンリゾート」（白馬村北城）のゴールデンウイーク期間中（4月29日～5月8日）の来場者が過去最高となる1万7600人を記録した。

白馬岩岳マウンテンリゾートの様々なコンテンツ

　今期の来場者数は、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が発出されていた2021年の同期間の7200人に対しておよそ2.4倍となり、コロナ禍前の2019年GWと比較してもおよそ1.4倍となった。

　同施設は、「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾートへの進化」を合言葉に、2017（平成29）年の岩岳マウンテンバイクパークの造設、2018（平成30）年の絶景テラス＆カフェ「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」をはじめ、「岩岳グリーンパーク」「ヤッホー！スウィング presented by にゃんこ大戦争」などグリーンシーズン向けのコンテンツを作り出してきた。この結果、2021年グリーンシーズンにおいてはコロナ禍にもかかわらず過去最高の13万4000人が来場し、ウインターシーズンの来場者数を大きく上回った。

　こうした中、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況がいったん落ち着き、3年ぶりに行動制限のないゴールデンウイークを迎えた今年、過去最高を記録した。

　経営する岩岳リゾートの和田寛社長は「コロナが小休止となったことや好天が続いたことなど、さまざまな好条件が重なった結果だと思う。一方、白馬ヒトトキノモリの開業やマウンテンカート、乗馬など、コロナ禍でも手を抜かずに新たなチャレンジを続けてきた、これまでの取り組みが評価された要素もあると思っており、ホッとしている。今後も『HAKUBA ヤッホー！FESTIVAL2022』など、新たなお客さまに振り向いてもらうための取り組みをしっかりと、粘り強く進めていきたい」と話す。