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長野・池田町「カフェ風のいろ」で「月」をテーマにした写真・絵画の作品展

左から写真家の増村さんとパステル画家の松下さん

左から写真家の増村さんとパステル画家の松下さん

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 長野県池田町の「カフェ風のいろ」(池田町池田)で現在、「秋の展示 月 2人展」が開催されている。

展示の様子

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 山岳写真家の増村多賀司さん(池田町在住)とパステル画家の松下英ともさん(松本市在住)の「月」をテーマとした作品展で、店内には各10点ずつ作品を展示している。増村さんの作品は過去に撮影されたものもあり、松下さんの作品は今回の展示のために1カ月以内に描かれたものが中心。

 2人が知り合ったのは、2019年に増村さんの写真展が同店で開かれた際に松下さんが訪れたのがきっかけ。松下さんは依頼を受けた「月と水芭蕉」の絵を描いており、同じ題材の展示があることを知り写真展を訪れた。「今、自分が描いているものが写真として存在する」ことに感銘を受け、交流を持つようになった。互いが月を題材にした作品を制作していることもあり、今回の企画が生まれた。

 松下さんは「搬入時まで互いの作品を見なかったが、一緒に展示しても違和感がなく、作品の雰囲気が近かったことに面白さを感じる」と話す。

 三日月や満月などさまざまな月の景色が展示されており、2人は在廊中に訪れる客と好みの月について話すなど交流する機会を持つ。

 増村さんは「お客さんが写真か絵か分からないと感動してくれて、2人ならではのサプライズができた。作品の感想や月の好みの話などで話が膨らむ」と思いを語る。

 カフェの営業時間10時~17時。水曜・木曜・金曜定休。作家の在廊予定は13日、20日(松下さんのみ)、23日。今月23日まで。

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