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茶葉とハーブのブレンド楽しむ お茶のいれ方講座 長野・小谷

オリジナルのブレンドを楽しむ参加者

オリジナルのブレンドを楽しむ参加者

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 長野県小谷村伊折の伊折農業生産組合が8月22日、「農山村体験交流施設ゆきわり草」(小谷村千国)で初企画「新茶&Herbsおいしいお茶のいれ方講座」を開いた。

「新茶&Herbsおいしいお茶のいれ方講座」

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 講師は、池田町在住で日本茶インストラクター協会所属の日本茶アドバイザー・勝俣ゆき子さん。伊折で栽培されているフレッシュハーブを使った緑茶や紅茶とブレンドしたオリジナルハーブティーの作り方も紹介し、自己流アレンジで楽しむお茶の魅力に触れた。

 初めに参加者は、同組合が育てているハーブやエディブルフラワー(食用花)の摘み取りを体験した。

 組合では食用花の需要が増えていることに着目し、県の元気づくり支援金を活用して本年度から栽培を開始。畑には多数のエディブルフラワーやハーブが育っている。

 同施設の企画運営を行う藤原真弓さんが参加者にそれぞれの特徴や育て方などを説明し、見た目の華やかさだけでなく、さまざまな効用があることを話した。

 多種多様のハーブやエディブルフラワーの香りを確かめながら、カレンデュラやタンジェリンジェム、タイバジル、ミントなどを思い思いに摘み取った。

 勝俣さんは日本のお茶の産地として最北限の奥久慈地域の日本茶の新茶、紅茶を紹介し、茶葉の量やお湯の温度、抽出時間など、おいしく味わうコツを伝えた。摘み取ったハーブも加え、自分が一番おいしいと思う、茶葉とハーブの配合も試した。

 参加者からは「茶葉とハーブを一緒に飲むという発想がなかったので驚いたがとてもおいしい」「香りが華やかで見た目も良い。好きな味にしていく楽しみが増えた」などの感想が聞かれた。

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