中古スノーボードの買い取り・販売を手掛ける「モンスタークリフ」(白馬村神城)が、白馬の山を滑るために設計開発したスノーボード「THEDAY.HAKUBA」を9月1日と11月の2回に分けて発売する。
(左から)「Hakuba Special」「Garagara」「Goryu」
「THEDAY.HAKUBA」のシリーズで、これまでに発売したパウダースノー専用の「Hakuba Special」「Garagara」に、新たに「Goryu」が加わる。
「THEDAY.HAKUBA」は約3年かけて開発。木々の間でも小回りが利く「Hakuba Special」、スピードが出るよう堅く太い形状をした「Garagara」、ナイター専用モデルで緩斜面に適した「Goryu」。商品名に冠したそれぞれの山に適した設計で、社長の佐藤敦俊さん自らがテスト滑走し、試行錯誤の末、完成した。
佐藤さんは千葉県で開業し、2014(平成26)年に白馬村へ会社を移転した。20代のころ、ニュージーランドを訪れた際に、ストーリー性のあるスノーボードに出合った。いつか自分も地域に密着したスノーボードを作りたいと企画を温めていた。
佐藤さんは「自分が乗りたいスノーボードが形になった。THEDAY.HAKUBAを通じて白馬に来てもらうきっかけになれば。地域密着型のメーカーを目指したい」と意気込みを見せる。
価格は3万800円(80本限定)。「Hakuba Special」「Garagara」は、いずれも3万1,900円。いずれもワンサイズで、「Goryu」はナイター1日券が付く。営業時間は10時~17時。ウェブと店頭で販売。