白馬村の白馬EXアドベンチャー(白馬村北城)が5月1日、村の内小中学生を対象に姫川ラフティング体験会とリバークリーンを開いた。
子どもたちはラフトボートに乗って、川下りを楽しみながら、川辺に風で飛ばされてきたビニールや空き缶などのゴミを拾った。
その後、持続可能な開発目標「SDGs」の観点から、環境保護の大切さについての講義を受け、川に捨てられたプラスチックなどのゴミが海や陸の環境を乱し、生態系に影響を与えることを学んだ。
白馬南小5年の松澤周平君は「川下りは初めてで楽しかった。こんなにゴミがあるとは思わなかった。SDGsは本を読んで知っていたけど、動物がかわいそう。できるだけゴミを無くそうと思う」と話した。
コロナ禍で出掛ける先がない村内の子どもに、地元で楽しめるアクティブティーに無料で触れてもらい、環境保護を考えてほしいと願っての企画。担当者は「地元でもラフティングをしたことがない子どもも多い。体験を通じて環境の大切さを実感してもらえるのでは。ここから広げていってもらえれば」と期待を込める。